こんにちは!美濃加茂で新築注文住宅に入居して数ヶ月、ようやく家計簿の整理がついた筆者です。家づくりを検討している時、誰もが一番気になるのは「結局、全部でいくらかかるの?」という現実的なお金の話ですよね。

チラシに載っている「本体価格」や「坪単価」を信じて予算を組むと、後から次々と出てくる「付帯工事費」や「諸経費」に顔が青ざめることになります。私もその一人でした。

今回は、平屋を建てた我が家の「新築マイホーム総額」をリアルに公開します。建物本体以外に、一体何にいくら消えていったのか。これから予算を立てる方が「予算不足」で絶望しないためのチェックリストとして活用してください!

1. 建物本体価格だけじゃない!「付帯工事」の罠

まず知っておいてほしいのが、ハウスメーカーが見積もりで最初に出してくる「建物価格」には、生活に必要な最低限の工事が含まれていないことが多いという点です。

  • 屋外給排水工事(約80万円〜150万円): 水道を引き込み、排水を繋ぐ工事です。土地の条件によって大きく変動しますが、我が家も100万円近くかかりました。
  • 地盤改良工事(約60万円〜150万円): 調査の結果、地盤が弱いと判定されると、杭を打つなどの補強工事が必要です。我が家は幸い80万円ほどで済みましたが、こればかりは「運」も絡みます。
  • 空調・照明・カーテン工事(約50万円〜100万円): これらはオプション扱いになることが多いです。平屋は窓が多い分、カーテン代が跳ね上がるので要注意です。

【ここがポイント!】
「本体価格」に加えて、これらの付帯工事だけでプラス300万円〜500万円は見ておくのが、新築予算を立てる際の鉄則です。

2. 意外と見落とす「諸経費・登記費用」の重み

家を建てるには、工事以外にも「手続き」のためのお金が大量に必要です。これらは「現金」で用意しなければならない場面も多いので、貯金に余裕を持たせておく必要があります。

  • 登記費用・登録免許税(約20万円〜40万円): 「この家は私のものです」と国に登録するための費用です。司法書士さんへの報酬も含まれます。
  • 住宅ローン事務手数料・保証料(約50万円〜100万円): 銀行にお金を借りるための手数料です。借入額の2%前後かかる場合が多く、バカになりません。
  • 火災保険料・地震保険料(約15万円〜30万円): 10年一括で払うことが多く、入居直前の大きな出費になります。
  • 地鎮祭・上棟式の手出し(約5万円〜15万円): 儀式を行う場合のお供え物や、職人さんへのご祝儀などです。

これらの「諸経費」だけで、我が家はトータルで150万円以上が消えていきました。形に残らない出費なので、支払う時はかなり心が痛みました…。

3. 家具・家電・引っ越し代…「住むまで」にかかるお金

建物が完成しても、中身が空っぽでは住めません。新築に合わせて買い替えるモノ、これが意外と高額になります。

  • 家具の新調(約50万円〜150万円): 平屋の広いリビングに合わせてダイニングテーブルやソファを新調。無垢床に合うものを選んだら、あっという間に予算オーバーしました。
  • 家電の買い替え(約50万円〜100万円): 冷蔵庫、洗濯機、そして各部屋のエアコン。特にエアコンは、平屋といえどLDKが広いと大型のものが必要になり、1台で20万円〜30万円することもザラです。
  • 引っ越し代・不用品処分代(約10万円〜30万円): 繁忙期だと価格が跳ね上がります。また、旧居の家具を捨てるのにもお金がかかります。

【住んでわかった教訓】
家具家電だけで200万円ほど使ってしまいました。新築ハイで「せっかくだから良いものを」と金銭感覚が麻痺してしまうため、事前に「絶対に買うものリスト」を作って予算を決めておくべきでした。

4. 平屋の「外構費用」は2階建てより高くなる?

最後に忘れてはいけないのが「お庭(外構)」のお金です。平屋の場合、建物が横に広いため、その分周囲のフェンスやコンクリート、砂利を敷く面積も広くなりがちです。

我が家は最低限の駐車場コンクリートと門柱、フェンスだけで200万円かかりました。植栽やウッドデッキまでこだわると、300万円〜500万円は簡単に飛んでいきます。

まとめ:総額は「本体価格」の1.3倍〜1.5倍になる!

結局、我が家の総額を振り返ると、**「ハウスメーカーが最初に提示した建物価格」の約1.4倍**の金額が最終的にかかっていました。

新築で後悔しないためのマネープランは、以下の3つの合計で考えることです。

  1. 建物本体価格
  2. 付帯工事 + 外構費用(約500万円〜800万円)
  3. 諸経費 + 家具家電(約300万円〜400万円)

「予算ギリギリでローンを組む」のは本当に危険です。不測の事態や、住んでから必要になるモノのために、最低でも200万円〜300万円の予備費を持っておくことを強くおすすめします。

お金の話はシビアですが、ここをしっかり把握しておくことが、新しい家での「心穏やかな暮らし」への第一歩です。皆さんの資金計画が、無事に着地することを応援しています!


【編集後記】
今回はかなり具体的な数字を出してみましたが、いかがでしたか?正直、私も家づくりを終えてから「え、こんなに払ったの?」と震えました(笑)。でも、それだけの価値がある空間を手に入れた満足感もまた、プライスレスです。次回は、この大きな出費を少しでも抑えるための「火災保険の節約術」について書いてみようと思います!