1.憧れの新築の家
当時私の通っていた小学校の周りは新築の家ばかり建っていました。また友達の家も築5年の新築。それに比べて、私の家は木造で築30年経つ小さな一軒家。その差にショックを受けました。
2.リフォームを決意する
それから10年程経ち、家の至る所が悪くなっていきました。お風呂のタイルや外壁の一部が剥がれたり、地震で一部に亀裂が入っていました。
両親も歳をとり足腰弱くなって急な階段の昇り降りが困難、これからもこの家を住み続けるということもあり、ついにリフォームすることにしました。
リフォーム業者さんと話し合いの元、決めていき、リフォームをすることにわくわくしていました。
そしてリフォームが終わって中をみて驚きました。
トイレが和式から洋式になり、急な階段には手すりが付き、壁は茶色から白、などまるで違う家に来たかのようでした。
3.それでもやっぱり私の家
それからリフォームした家に住み続けて思ったのは、姿形が違えどもやっぱり私が生まれ育った家には変わりないということです。
これから私がこの家から出ていくと思いますが、それでもこの家には両親とともに居続けていてほしいです。