こんにちは!新築平屋に入居して数ヶ月、ようやく家の中が整ってきましたが、毎日使うたびに「あちゃ〜……」と溜め息が出てしまうポイントがあります。それは、家づくりの終盤で誰もが直面する「コンセントの配置」です。
打ち合わせの時、設計士さんと一緒に図面を見ながら「ここは掃除機用」「ここはスマホ充電用」と、完璧にシミュレーションしたつもりでした。しかし、実際に家具を置き、生活が始まってみると、想定外の不便さが次々と浮き彫りになってきたのです。
今回は、平屋を建てた私が実際に住んでわかった「コンセントの配置ミス」と、もしまた海津市で新築注文住宅をたてるなら「理想の配置図」について、包み隠さずお話しします。
1. 【リビング編】「壁の隅」に作りすぎて、家具の裏に隠れた大失敗
リビングのコンセント計画で、私が犯した最大のミスは「家具の配置をセンチ単位で固定しすぎたこと」です。
- テレビボードの裏: テレビ周りはコードが混雑するので、多めにコンセントを作りました。しかし、テレビボードを設置してみると、コンセントがちょうどボードの脚や背板に干渉してしまい、プラグを差し込むのが至難の業に。
- ソファの影: 「スマホの充電に便利だろう」とソファを置く予定の場所にコンセントを作りましたが、ソファの背もたれに隠れてしまい、今では全く使えない「デッドコンセント」と化しています。
【住んでわかった教訓】
コンセントは「家具の裏」ではなく、「家具のすぐ横」または「家具の少し上」に作るべきでした。特に平屋のリビングは広々としている分、家具の移動も起こりやすいので、ある程度どこに家具を置いても使える「遊び」が必要です。
2. 【キッチン編】「高さ」と「向き」で使い勝手が激変した失敗
キッチンは家電の宝庫。だからこそ、数は多めに作ったのですが、「位置」が悪ければ宝の持ち腐れでした。
- カップボードの高さ: 我が家のカップボード(食器棚)のカウンター上にコンセントを作りましたが、位置が低すぎました。最近のおしゃれなトースターやコーヒーメーカーは、意外と背面にコードのゆとりが必要で、コンセントが低いと家電の後ろにコードが挟まって壁に密着できないのです。
- 向きの盲点: 縦型の2口コンセントにしましたが、キッチンのような狭い場所では「横型」にすべきでした。横型なら、ACアダプターなどの大きなプラグを差しても、上下の干渉が少なくて済みます。
【住んでわかった教訓】
キッチン家電用のコンセントは、「カウンター面から20cm程度上げる」のがベスト。さらに、調理台の端に「ハンドミキサーやブレンダー用」として、手元ですぐ使える位置に一つ欲しかったです。
3. 【平屋特有】「廊下のない家」だからこそ盲点だった掃除機の動線
我が家は廊下を極限まで減らした間取りです。これが居住スペースの広さには貢献したのですが、コンセント計画には牙を剥きました。
- 廊下がない=壁が少ない: 廊下があれば、適度な間隔で壁にコンセントを配置できます。しかし、我が家はリビングから各部屋へダイレクトにつながるため、掃除機をかける際に「次に差す場所」が遠すぎるのです。
- 収納内のコンセント忘れ: 最近の掃除機はコードレスが主流ですよね。我が家もそうですが、「掃除機をしまうクローゼットの中」にコンセントを作り忘れるという痛恨のミス。今はリビングの目立つ場所で充電せざるを得ず、インテリアを損なっています。
【住んでわかった教訓】
平屋の場合、「家の中央付近」に1つ、必ず自由なコンセントを作るべきです。また、スティック掃除機やルンバの基地となる収納内には、将来を見越して必ず電源を確保しておくのが鉄則です。
4. 私が考える「新築平屋・理想のコンセント配置図」
もし、今の記憶を持ったまま打ち合わせに戻れるなら、私は以下の配置を設計士さんに提案します。
① 玄関ホール:電動自転車の充電&ニッチ用
玄関には意外と電源が必要です。電動自転車のバッテリー充電はもちろん、玄関ニッチにアロマディフューザーや季節の飾りを置くための電源も必須です。
② 洗面脱衣所:電動歯ブラシ&ドライヤーの同時使い
洗面台の横に2口あるだけでは足りません。電動歯ブラシ、シェーバーの充電に加え、朝の忙しい時間にドライヤーを使うための「空き」が必要です。鏡の中に隠せるコンセントは、生活感を消すのに最高です。
③ 寝室:枕元の「高さ70cm」コンセント
寝室のコンセントは足元ではなく、ベッドサイドテーブルの高さに合わせるのが理想です。暗い中でスマホの充電器を探すストレスがなくなります。
④ 屋外:防犯カメラ&お庭BBQ用
平屋は外とのつながりが強い住まい。ウッドデッキでホットプレートを使ったり、庭の手入れで電動工具を使ったり。屋外コンセントは、後からの増設が大変なので、多すぎるくらいがちょうど良いです。
まとめ:コンセントは「暮らしの神経」である
新築の打ち合わせでは、間取りや設備に目が行きがちですが、コンセントはまさに「暮らしの神経」のようなものです。一つ位置を間違えるだけで、日々の小さなストレスが蓄積されていきます。
後悔しないためのコツは、「図面の上で、一日中家の中を歩き回るシミュレーションを100回すること」。どこでスマホをいじり、どこでドライヤーをかけ、どこでロボット掃除機が眠るのか。その動きの先に、必ずコンセントを配置してください。
私の失敗談が、これから家を建てる皆さんの「成功のヒント」になれば幸いです。コンセント一つで、暮らしの質(QOL)は劇的に変わりますよ!
【編集後記】
コンセントの後悔、書き始めたら止まらなくなってしまいました(笑)。実はこの記事を書いている今も、足元の延長コードに足を引っ掛けてイラッとしたところです。次回は、このコンセント問題を解決するために導入した「配線隠しアイテム」や「スマートタップ」についてご紹介します!