こんにちは!念願の新築平屋での生活が始まり、早数ヶ月。毎日お気に入りの無垢床を眺めてはニヤニヤしている筆者ですが、家の中を見渡すと、ふと視線を逸らしたくなる場所がいくつかあります。
それは、打ち合わせの終盤、いわゆる「新築ハイ」の勢いで追加してしまった不要なオプションたちです。当時は「一生に一度の買い物だし、数万円の追加なら後悔したくない!」と鼻息荒く判を押していましたが、住んでみると「これ、本当に必要だった?」と自分を問い詰めたくなる瞬間があります。
今回は、私が新築平屋の打ち合わせで採用し、今では「いらなかった……」と痛感しているオプションを5つ、ランキング形式でご紹介します。これから富士見市で新築注文住宅をされる方の、冷静な判断の一助になれば幸いです。
第1位:お風呂の「多機能シャワー&浴室テレビ」
まず、真っ先に挙げたいのがお風呂の豪華装備です。ショールームのキラキラした展示に惑わされ、リラックスタイムを充実させようと採用しました。
- 多機能シャワー(ミスト・マッサージ機能): 最初の1週間は楽しく使いましたが、今では普通のシャワーモードしか使いません。掃除の手間が増えるだけで、ミスト機能のスイッチを入れることすら忘れています。
- 浴室テレビ: 「ゆっくり半身浴をしながらドラマを観よう」と思っていましたが、最近はスマホを持ち込めば十分。防水スマホの進化を甘く見ていました。
【住んでわかった教訓】
お風呂は「リラックスする場所」であると同時に、「毎日掃除をする場所」です。複雑な機能をつければつけるほど、水垢が溜まりやすくなり、掃除のストレスが増えるという現実に、入居1ヶ月で気づかされました。お風呂はシンプルが一番です。
第2位:全室に設置した「電動シャッター」
平屋はすべての窓が1階にあるため、防犯面を考えてすべての引き違い窓を電動シャッターにしました。確かに便利ではあるのですが……。
- 平屋のプライバシー: 外構(フェンスや植栽)をしっかり計画したおかげで、シャッターを閉めなくても外からの視線が気にならないことに気づきました。
- 開け閉めの手間: ボタン一つとはいえ、全室を毎日開け閉めするのは意外と時間がかかります。結局、旅行中以外は一度も閉めていない窓が半分以上あります。
【住んでわかった教訓】
すべての窓に付けるのではなく、「道路に面した窓」や「夜間に寝る部屋の窓」に限定すれば、数十万円のコストダウンができたはずです。新築ハイで「全部入り」を狙いすぎました。
第3位:キッチン横の「大容量パントリー(固定棚)」
「収納は多ければ多いほど正義!」と思い込んでいた私がこだわったのが、キッチン横のウォークインパントリーです。しかし、ここに大きな落とし穴がありました。
- 固定棚の使い勝手の悪さ: 高さを変えられない固定棚にしてしまったため、収納したいモノ(一升瓶やホットプレートなど)の高さが合わず、デッドスペースが大量発生しています。
- 在庫の把握漏れ: 広すぎて奥に何があるか分からなくなり、賞味期限切れの缶詰を発見する日々。管理能力を超えた収納スペースは、ただの「ゴミ置き場」予備軍になってしまいました。
【住んでわかった教訓】
パントリーは「広さ」よりも「可動棚の柔軟性」と「一目で見渡せる奥行き」が重要でした。平屋は居住スペースが貴重なので、無駄に広いパントリーを作るくらいなら、リビングをあと1畳広げれば良かったです。
第4位:おしゃれすぎて使いにくい「アイランドキッチンの全面ガラスパネル」
憧れのアイランドキッチン。油跳ねを防ぐために、視界を遮らない「全面ガラスパネル」を高額オプションで追加しました。
- 掃除の無限ループ: ガラスなので、少しの油汚れや水跳ねもめちゃくちゃ目立ちます。料理をするたびに、裏表両面を拭き掃除しなければならず、ズボラな私には苦行でしかありませんでした。
- 意外と遮れない: 全面ガラスでも、隙間から油は飛んでいきます。これなら、最初から少し立ち上がりのある腰壁にして、手元を隠した方が精神衛生上も良かったです。
【住んでわかった教訓】
「見た目」と「掃除のしやすさ」は反比例することが多いです。ショールームのスタッフさんは掃除のプロではありません。自分の掃除習慣を客観的に見つめ直すべきでした。
第5位:各部屋の「埋め込み式スピーカー」
「家中でBGMが流れるカフェのような暮らし」を夢見て、LDKの天井に埋め込み式のBluetoothスピーカーを設置しました。
- 接続の煩わしさ: 毎回スマホとペアリングするのが地味に面倒。結局、置型のスマートスピーカー(アレクサなど)の方が手軽で、音質も最新のものに買い替えられるので便利でした。
- メンテナンス不可: 天井埋め込みなので、故障した際や技術が古くなった時の交換が自分ではできません。
【住んでわかった教訓】
家電やデジタルの進化は早いです。住宅設備として「埋め込む」のではなく、後付けできるガジェットで対応した方が、コストも抑えられ、常に最新の環境を保てます。
まとめ:新築ハイを乗り越える「一晩寝かせる」勇気
今回ご紹介した5つのオプション、共通しているのは「打ち合わせのテンションで決めてしまったこと」です。家づくりという高額な買い物の中では、5万円、10万円のオプションが端数に見えてきてしまいます。まさに金銭感覚の麻痺です。
後悔しないためのアドバイスはただ一つ。「魅力的なオプションを見つけたら、その場では返事せず、必ず一晩寝かせて、実際の生活動線を3回イメージすること」です。
注文住宅は、選ぶ楽しみが醍醐味です。でも、本当に大切なのは「設備」ではなく、そこで過ごす「時間」の快適さ。皆さんが「これ、いらなかった……」と後悔するのではなく、「これがあって本当に良かった!」と思える家づくりができるよう、応援しています!
【編集後記】
今回の記事は、自分への戒めも込めて執筆しました(笑)。でも、失敗もまた我が家の愛着。この「使っていないスピーカー」をいつか活用する日を夢見て、今日も掃除に励みます!次回は、逆に「安かったけど満足度爆上がりだったオプション」についてお届けする予定です。