持ち家なんている?それが私の抱いている感情でした。そんな私を持ち家派に転換させたのは結婚でした。結婚をしてから家庭を築くうえで重視したいと思ったのは子供たちがのびのびと暮らせる家でした。自分一人なら賃貸住宅でも気にならなかったのですが、子供がのびのびと遊ぶには周りの目が気になってきました。そこで私は決意したのです。よし、家を買おう!
そこで、様々な住宅メーカーを見て回り、どのように家を建てていくかイメージをするようになりました。イメージを固め、住宅メーカーの方々と打ち合わせを行い、遂に念願の注文住宅を建てることができました。自分たちで決めた素晴らしい間取り。住むまでもなく素晴らしいと実感していました。しかし、私は気持ちが高ぶっていただけでした。住宅を建てているうちにもっと下見に行けていれば…。金額が増えても建築途中で変更していれば…。間取りはよかったのですが、少し明るさが足りない。実際に家具を置いたときにイメージ通りに配置ができない。これは残念で少し悲しくなりました。
でも、それだけです!多少暗くても、すべての部屋が暗いわけではないし、家具は配置を変えればいいだけ、むしろ、再び部屋の利用方法、家具の配置などを考えることが楽しかったです。それよりも家を建てて、自分の所有物となった喜びが強く、これからの生活を考えてワクワクするほうが強かったです。今は、そんな問題など気にせずに楽しく暮らしています。