1.憧れの二階がある家
小さい頃、平屋の家に住んでいました。面積は広い家でしたが、私は二階というものに憧れていました。友達の家で、階段を使って人形を並べて遊んだり、二階のベランダから下を眺めたりするたび、二階建の家に住みたいとずっと思っていました。どうしてうちには二階がないの、と騒いで、両親を困らせたこともありました。自分が大人になったらお金を貯めて、二階建の家を建てるのだと夢を見て育ちました。
2.でも現実は
大人になり、結婚後いろいろな事情により、実家の庭に離れを建てて住むことが決まりました。日照事情などにより、平屋の離れです。二階建の家に住むという長年の夢は破れました。私は二階というものに縁がないのだろうか。私の子どもたちも二階が欲しいとだだをこねるようになるかもしれないな。などと考えることもありました。
3.二階がないのも意外と便利
そして今、二階がない平屋での暮らし。結論としては、大変快適に暮らしています。いちばんの良さは、掃除が楽。階段掃除は手間がかかりますが、平屋はスムーズ。年老いても、暮らしやすいだろうと思います。子どもたちも何も不満は言いません。住めば都です。二階がなくても快適マイホーム。大好きです。